2007年02月21日

グーグルアドセンスの独占は止まるのか?

コンテンツマッチ広告市場にひょっとしたら地殻変動を起こす事になるかもしれません。
 
 
コンテンツマッチ広告のブレイナー、オプトとウノウなどが2000万円出資
 
 
現在のコンテンツマッチ広告、と言えば、
グーグルアドセンスの独占市場、
と言っても言い過ぎではないと思います。
マイクロアドなど、他の勢力もありますが、
「現状では」グーグルの一人勝ち、
と言っても良いでしょう。
 
当然ですが、
他社もこのおいしいマーケットを確保したい、
と言う希望は抱いているわけです。
例えば、ヤフーは昨年からアメリカで
「YPN」と言うコンテンツマッチ広告をスタートさせ、
今年の春にも日本に上陸すると言われていますし、
MSNでも同様のサービスをアメリカで始めようとしています。
 
この、コンテンツマッチ広告、
googleがなぜ受けたのか、
と言いますと、
検索エンジンのシステムがコンテンツマッチと非常に相性が良かったからです。
検索エンジンも、定期的にサイトを巡回する作業をするわけですが、
コンテンツマッチ広告の場合、
常にそのコンテンツに同じ広告を掲示するわけではありませんし、
記事の内容と広告が違う事も想像されるわけです。
その意味では、googleのように、
 
記事配信→クローラー検索→コンテンツマッチを行う
 
と言う手順が順調に行われるのは非常に効果的なのが実情です。
その点に限れば、googleは一番良い形で検索ロボットを利用している事になります。
 
 
ここに今回、ブレイナー社が資金強化をして参入する事で、
ある程度はインパクトを与えられるかもしれません。
例えば、報酬比率を自社の割合を低くし、
記事掲載先に多く配分するとか、
広告主から集まる集金額を少し下げるとかすれば、
今グーグルアドセンスを利用しているサイトが切り替える可能性も出ています。
 
 
ただ、ここが非常に大事なのですが、
グーグルアドセンスの強み、
と言うのは、多彩な広告主と、個人が参入できる、と言う2点です。
この部分では、ブレイナー社はまだ叶わないと思います。
法人向けに特化したサービスを展開するのなら、
今より踏み込んだサービスを展開すべきではないか?と。
 
 
個人的にはyahooの開始するYPNの方が、
コンテンツマッチ広告、と言う意味では非常に面白いと思っています。
こちらは個人も参入しますし、
日本のように、検索エンジン市場で有利なyahooが始める事ですから、
広告主も最初から多くつくことが想定されます。
 
そうなると、コンテンツマッチ広告の市場も、
非常に活性化します。
広告費が低下し、
広告収入自体は分散化して減る可能性がありますが、
それでも、競争が激化する事は広告主、宣伝者の双方にメリットをもたらす部分があると思います。
 
 
個人的には、と言う前提で書いていますので、
yahooのサービスがどの位の可能性があるのか解りません。
コンテンツマッチ広告の市場を考えた時、
今後最も伸びる市場ではないか?
と言うのは個人的な意見ですから。
ただ、そういう地殻変動が起きる事で、
色々な意味で生活が変わる事になれば、
それはそれで楽しいのではないか?
と個人的には思っています。
posted by 自称IT評論家 at 00:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0
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